今回はスペシャルゲストとして、本編「五時のメロディ」で主人公・美咲の婚約者・亮役を演じた菅沼翔也さんからもコメントが届いています!
●亮役・菅沼翔也さん(スペシャルゲストコメント)
本編で美咲の婚約者・亮役を演じました菅沼翔也です。スピンオフ撮影には参加していませんが、美咲の婚約者(夫)として、また俳優歌手として結麻や若い世代の子たちへなにかコメントを!とお声がけいただきましたので、お言葉に甘えてひと言だけ…。
1~3話を拝見しましたが、晴れた日のカラッとした中川運河とは対照的に、なんだか心にモヤがかかったような顔の結麻が印象的でした。
同じような悩みを抱えている若者はきっと沢山いるんですよね。「悩まないでいいんだよ!」と声を掛けてあげたいですが、どうしたって悩んじゃうものです。自分はたまたま小学生の頃の夢である俳優という職に就いていますが、悩んでばかりでした。
おじさんになった今、そんな若い世代の子たち(と、20年ほど前の悩める自分)に何か伝えられることがあるとしたら…、
15、6年の短い人生で確固たるものを持つことの方が難しいよ!そして、この世界は知らないことだらけ!ということくらいです。
だから、いま好きなことややりたいことが無くたって全然大丈夫。社会に出て、自分の世界を広げていく中で、好きなことを見つけていけばいいと思います。
何かを始めるのに年齢は関係ありません。やりたいと思ったらとりあえずやってみる。肌に合わなければやめればいい。それくらいのフットワークの軽さで、自分はこれしかない! と思い込むことなく、軌道修正しながら、頭と身体をやわらかく保って生きていってもらいたいです。
あと、もし比べるとしたら、他者ではなく、昨日の自分が良いのかもしれません。昨日の自分と比べてどれだけ変わっているか、どれだけ成長できているかが大事なのではないでしょうか!僕は人はいつだって変われるんだと信じています。
……ひと言コメントを、と言っておきながら、つい熱くなってしまいました。ごめんなさい。
結麻にとって美咲がそうであるように、家族でも友達でもなく話ができる誰かがいるって良いですよね。今後も結麻の良き相談相手、またかっこいい先輩として、中川運河を拠点にふたりの交流が続いていきますように。